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国際配送について

海外販売を始める際に必ず直面するのが「国内と海外販売の違い」なのが「海外配送」です。どの国際宅配便事業者に依頼すればよくて、どの程度発送費がかかるのでしょうか?海外販売を円滑に行うために、セラー(出品者)は利用するサービスについて理解を深めておくことが必要です。

日本郵便の国際郵便を利用した国際配送

日本郵便のEMS(Express Mail Service)は、世界120カ国・地域に、30kgまでの書類やお荷物を安心、便利、お得に送れる国際郵便で最速のサービスです※1。

荷物の配送状況を調べるトラッキング(追跡)サービス や、損害賠償制度が充実しています。配送したEMSの配達状況をネットですぐ確認できるので、安心してお荷物を送ることができます。

これらのサービスを利用することで、セラー(出品者)が国際郵便のトラブルを回避することができ、かつ海外販売に対するバイヤー(購入者)からの信頼が高まります。

料金は900円からで、 最大26%の割引サービスがあります※1。 シンプルな料金体系で、荷物の重量・宛て地国のみで料金がわかります。たとえば、アジアですと300gまで900円※1で配送することが可能です。

※ 1. 2014年3月時点の情報です。

クロネコヤマトの国際宅配便を利用した海外発送

ヤマト運輸(クロネコヤマト)の国際宅急便は、世界200カ国を超える国と地域に対応し、25kgまでの書類やお荷物をお手軽に配送できるサービスです※2。

わかりやすい料金体系で、配送する荷物のサイズ(大きさと重量)によって6段階の料金が設定されています。、また、書類のみを配送する際には専用の料金体系が設定されているので、見積が簡単です。アジアですと書類パック1kgまで950円からご利用できます※2

国際郵便同様、リアルタイムに貨物トラッキング(追跡)も可能なのでバイヤー(受取人)に届いたかを確認することもできるのでトラブル防止にも役立ちます。

※ 2. 2014年3月時点の情報です。

海外配送できない禁制品に注意

国際郵便では法律・条約などにより取り扱いできないものがあります。そのことを禁制品と呼び、送ることができない品物のことを指します。

禁制品には各国共通の禁制品以外に国ごとの禁制品があるので、必ず国別に確認してください。

たとえば、アメリカ合衆国はアナボリックステロイド(タンパク質同化ホルモン)等の規制物質は禁止物品です※3。その他、以下のような禁制品があります。

例:アメリカ合衆国の禁制品※3

(たばこ、鋭利な器具、酒精飲料、弾薬、マッチ、闘犬、闘牛、闘鶏等に関する文書、印刷物、図画、動物製品、肉、避妊用品等、 富くじ等、腐敗しやすい物質等、包装用物質、麻薬、毛皮、郵便物の外部記載、みつばち 、金 、血清、ワクチン、昆虫等 、鉄砲、植物、鳥の羽毛皮、土、動物の腸、動物の部分、肉、飛び出しナイフ、病原体、放射性物質)

※3. 2014年3月時点の情報です。

国際宅配便に関税はかかるのか?

海外に商品を送る場合、関税等の諸費用が発生する場合があります。その場合、発生した関税等は受取人(バイヤー)の負担となるので、配送時に差出人(セラー)が関税を支払う必要はありません。

ほとんどの国で商品輸入には、関税がかかるため、その国の関税の仕組みを理解することが重要です。MFN税率(WTO協定税率、および輸入時にかかる諸税(付加価値税・売上税・酒税など国により様々)も調べる必要があります。

また 国際郵便では関税がかかることがあります のでご注意ください。原則として、価格が20万円を超える郵便物を外国に送る際には、差出人が税関に輸出申告を行い、許可を受けることが必要です。

以上のように海外配送においては、配送方法の選択(国際郵便・国際宅配便)や禁制品・関税の確認など、日本国内の配送と異なった注意点があります。円滑な配送はトラブルのない取引につながりますので、配送前にぜひ一度ご確認ください。


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