Sell API

eBayでカタログ商材を販売するためのAPI

リテーラー販売（Sell API） 従来のeBay販売（Trading API） eBayのSell APIでは、eBayの販売インフラストラクチャとプログラム的に統合することにより、リテーラーおよび（リテーラーを代行する）第三者の開発者がeBayビジネスのあらゆる側面を管理できるようにしています。 

これには、エンドツーエンドの機能が含まれます。
– 購入フォーマット、価格、配送、返品ポリシーなどのリスティングの詳細の比較 
– ISBNやUPCなどの標準的な識別子を使用しての商品検索 
– 販売者の評価とレビュー情報の表示 – 商品写真、サイズ、色、その他の項目の詳細やバリエーションの表示 
– 購入者のために、eBay上で追加アイテムをクロスセリングおよびアップセールするための関連アイテムおよび製品の推奨事項の取得

eBayは、小売業者のニーズに基づいてさまざまな統合化オプションを提供しています。  2016年には、10年以上前に設計されたTrading APIから大きな進歩を遂げた新しい小売基準Sell APIのスイートを導入しました。 

既存の統合化用Trading APIを引き続きサポートする一方で、新しい統合化を行う上では基幹となる販売機能のための新旧のモデルを選択する必要があります。

リテーラー標準 Sell API

小売基準の在庫中心の販売モデルを好む販売者用として、新しいSell APIスイートをリリースしました。今後もこれらの新しいAPIの改良を続けていきます。

eBayのSell APIは、発注、実行および返品を管理するためのSKU主導のアプローチと同様に、カタログ（構造化データ）、小売り基準の入荷および管理機能を中心としたイーベイの最新技術プラットフォーム上に構築されています。

Sell APIには、eBayのオンサイトマーケティング機能（プロモーションマネージャによる販売者マーケティングキャンペーン）やeBay検索（プロモートリストとも呼ばれる）など）のサポートも含まれています。

プロモートリストは、検索の可視性を向上させ、検索広告と販売促進プロモーションを組み合わせてプロモーションの露出を高めることにより、販売者の販売速度を向上させます。 商品が販売されていない限り、eBayは広告料を請求しません。

Sell APIを使用することで、eBayの販売者 Hubにある多くの機能を独自のアプリケーションに統合することにより、販売者はeBayのビジネスパフォーマンスをより詳細に把握することができるようになります。 
eBayの最新のAPIはすべて、すべてのアプリケーションに共通の一貫したインターフェースに基づいて設計されています。

これには、認証用のOAuth 2.0、JSONペイロード、RESTfulな設計原則など、最新のAPI基準が使われており、eBay内で作成されたツールとサードパーティの開発者が作成したアプリケーションの両方の購入および販売ツール全体でデータの一貫性を保証するように注意深く設計されています。

※最新APIの背景になるテクノロジーをより詳しく知るためには eBay Tech Blogで「API Journey」をご参照ください。 現在、Sell APIには次のものがあります。

※これらの機能の詳細については、下記の「Sell API機能の比較とSell APIのドキュメント」をご覧ください。

eBayでのリスティングをメインとするSell API

長年にわたってeBayに携わり、現在のeBayの従来からのリスティング中心のモデルに投資している販売者のために、eBayは、現存する古いTrading APIと一括リスティングのためのLarge Merchant Servicesを引き続きサポートします。

eBayのTrading APIは、リストのすべての項目（説明、製品の詳細、数量、価格など）が1つの単位として作成および管理されるeBayの従来からのリスティングモデルを引き継ぎます。 eBayのTrading APIは、OAuth 2.0（スコープなし）と認証用のAuth ‘n’ AuthとSOAPおよびXMLペイロードの両方をサポートしています。

  eBayの他の古いAPIも、JSONペイロードとSOA設計原理だけでなく、これらの技術もサポートしています。 多数の統合がeBayの古いスタイルのAPIに基づいて構築されているため、eBayは現在、これらのAPIを非推奨にする予定はありません。 

しかし、eBayの新しい開発と革新については、eBayの最新のテクノロジープラットフォームとSell APIで行われる予定です。 したがって、新しいアプリケーションを作成している場合や、現在のアプリケーションをアップグレードする場合は、将来のニーズにどのAPIが最適かを慎重に評価することをお勧めします。 

※ニーズに最適な機能とAPIの詳細については、下記の「Sell API機能の比較」をご覧ください。

Sell API機能の比較

在庫ベースまたはリスティングベースのソリューションを選んでも、eBayのAPIを介してeBayの販売プロセス全体をサポートすることができます。 

在庫や注文のリスティングの作成や管理をするには、最新の機能を備えた一連のAPIをeBayが引き続き強化するため、小売基準の新しいSell APIを使用することをおすすめします。 アプリケーションのリリース期間内にSell APIで利用できない既存のeBay機能がある場合、その機能にTrading APIを使用できます。

商品のリスティングと注文管理のためのTrading APIコールは、新しいSell APIと互換性がありませんが、他のすべての機能については、いずれかのAPIスイートからの手段を選択することができます。

＊いくつかのIDについてはeBayの最新の小売り‐基準APIとの互換性はありません。