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Shipping policy(配送設定)に関するアカウントパフォーマンス

更新日:2025年10月

適切な配送設定を行うことは、アカウントの健全性を維持するうえで重要です。
本記事では、セラーレベルおよびサービスメトリクスの中でも、配送設定と特に関係の深い3つの指標について解説します。

Shipping policy(配送設定)に関する3つの指標

【セラーレベル】

  • Late shipment rate(配送遅延率)
  • Tracking uploaded and validated(追跡番号有効率)

【サービスメトリクス】

  • Item not received(商品未着)

Late shipment rate(配送遅延率)

カウントされる仕組み

以下のいずれかのパターンに該当した場合、”Late shipment”としてカウントされます。

【追跡番号での確認】

以下の両方の条件に該当した場合、Late shipmentとしてカウントされます。

  • ハンドリングタイム内に配送業者による集荷スキャンが記録されていない
  • 配達完了が、到着予定日より後になっている

【追跡情報がない場合】

ハンドリングタイム内に追跡番号のアップロードおよび配送業者によるスキャンがない場合、バイヤーからの受け取り確認をもとにLate shipmentが判定されます。

バイヤーがフィードバックを残す際に、“Did your item arrive on or before XXX(到着予定日)?” という質問に対して「No」と回答した場合、Late shipmentとしてカウントされます。

▼バイヤーからの商品の受け取り確認
“Did your item arrive on or before XXX (到着予定日)?” - Yes/No

カウントを防ぐための対策

  • 出品時に、実際の作業スケジュールに合わせてハンドリングタイムを設定する
  • ハンドリングタイム内に、商品を配送業者に引き渡し、集荷スキャンを完了させる
  • ハンドリングタイム内に、追跡番号をアップロードする

Tracking uploaded and validated(追跡番号有効率)

※米国宛ての取引のみが評価対象となります。

カウントされる仕組み

以下の 「Tracking uploaded on time and validated(追跡番号有効率)」 の項目のいずれかに該当した場合、その取引はディフェクトとしてカウントされます。

カウントを防ぐための対策

  • 出品時に、対応可能なハンドリングタイムを設定する
  • ハンドリングタイム内に商品を配送業者へ引き渡し、集荷スキャンを完了させる
  • ハンドリングタイム内に追跡番号をアップロードする

<関連記事>
セラーレベル(Seller level)について

Item not received(商品未着)

カウントされる仕組み

バイヤーからの「Item not received(商品未着)」リクエストが対象となります。

カウントを防ぐための対策

  • 出品時に、対応可能なハンドリングタイムを設定する
  • Shipping Policy 設定時には、利用する配送業者および配送サービスに応じて、正しい Shipping Service(配送サービス名) を選択する
  • 追跡番号のある配送方法 を可能な限り利用する
  • eBay上のメッセージ機能を活用し、バイヤーへこまめに連絡する
  • トラブル防止のため、リクエストを開く前にまずセラーへ連絡してもらうよう、事前に案内する

※各配送業者・サービスごとのServices(サービス名)選択表はこちらのページを参照してください。

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セラーレベル(Seller level)について
サービス・メトリクス(Service metrics)について
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