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なぜ今「海外販売をはじめるチャンスなのか」 海外販路はこう増やす

昨今、海外に販路を広げたいという企業の動きが活発だ。どこの市場向けに、またどのような商品を販売しているのだろうか?

世界を1つの市場と見た時に、日本企業はどこに強みがあるのだろうか?…世界の約200ヶ国から日本総人口にも匹敵する1.7億人のアクティブユーザーが集まり、約11億商品が常時出品されているeBayに日本企業の海外販売の実情と動向を聞いた。

海外販売に進出する企業が増えている

これまで日本国内でしか販売していなかった企業が、海外販売に本格的に乗り出している例がますます顕著になってきています。

日本企業が海外に販路を求める理由としては、国内では競争が激しく販路拡大がなかなか難しくなってきていることや、在庫を売り切るために新たな販路を獲得したい…といった点などが挙げられます。

その中でも、意外な市場で日本企業が成功を収めています。典型的な2社の例を取り上げたいと思います。

海外販売に成功した代表的な2つの事例

A社はアパレル、バッグ、アクセサリーなどの中古ブランド品をネット上に店舗を設けて販売しています。

徐々に軌道に乗ってきた2008年夏、日本国内での販売に加え海外販売を開始。

A社の売りは中古ブランド品の保管品質の良さ、問い合わせの迅速な対応、発送の速さ、梱包の丁寧さなど。ある意味、日本国内では珍しくないことといえますが、これが海外市場で大きな評価を得たのです。

もちろん、限定モノやレア商品などのセレクションが良かったことも挙げられますが、世界各国の多くのバイヤーに認められ、売上拡大へとつながったのです。

現在、販売先の5~6割はアメリカ国内ですが、リピーターも含めると欧州や東南アジアも大きなマーケットを獲得するに至りました。

次に、バイクの中古パーツを取り扱うB社を紹介します。今、世界のバイク市場では日本製のバイクが大きな割合を占めているのですが、パーツが破損しても日本製のものは入手が難しいという状況です。

そのためネット販売を手掛けるB社には海外から多くの問い合わせが寄せられていました。

「国産バイクの中古パーツに海外で高い需要がある」とわかったB社。2012年5月に海外販売をスタートしました。

そして今では総売上の10~20%が海外販売、会社全体としての売上は5~10%アップという結果になり、さらに売上拡大を続けています。

海外販売の道は目の前に広がっている

上記事例のように、今、日本企業が扱う中古品…例えばアパレル関連商品、車等のパーツ、フィギュアなどにバイヤーの人気が集まっています。

国内では当たり前の品質の良さや梱包などのきめ細かさが高い評価を得ているのです。

また、海外販売というと「まずアジア圏」と考える方も多いのですが、実は北米や欧州市場で売上を伸ばしているケースが多いのです。

これらの市場では、外国からネット経由で購入することに抵抗がなく、世界市場で比較した時に日本企業の強みがより明らかになっていると考えられます。

先述の事例で取り上げた2社は、eBayマーケットプレイスを利用して成功した例ですが、ほかにも多くの日本企業が成功を収めています。

※本記事は2014年3月にターゲットメディア株式会社取材の元作成されました。


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