海外販売のメリット〜需要格差や海外バイヤーの特徴とは？〜
急速に拡大する世界のEC市場。もちろん日本市場自体も成長していますが、そのスピードは世界に比べると少し緩やかなのが現状です。
伸びゆく市場に対する海外販売には一体どのようなメリットがあるのでしょうか？ニーズの違い・海外バイヤー（購入者）の特徴等からそのメリットを確認してみましょう。
海外販売ではニーズの違いや価格差をうまく利用しましょう
ニーズの違いがある商品の事例
日本では需要の少ない商品でも海外で人気になり得るなど、たくさんのメリットがあります。例えばフランスでは日本のアニメが人気なので、日本では買い手がつかないような中古のフィギュアでも人気を集めています。
日本国内ではありふれた商品が海外から見れば希少性が高くなる（入手困難）ため、高値がつくこともあります。
eBayでも日本のセラー（販売者）でバイクの中古品を販売している日本の企業様を紹介しています。海外では入手困難な日本製バイクパーツの中古品をeBayで販売することで、海外のバイヤーの方のニーズに応えています。
合わせて「成功事例：バイク大国ならではの日本の技術力を、世界が求めている（有限会社MiyabeePlus）」もご覧ください。
意外な価格差のある商品の事例
他にも海外で売れてる日本の意外な商品といえば、フィギュアなどのおもちゃだけでなく、中古のゲームなどが、eBayでは高値で取引されることもあります。
日本ではすでに数世代前のゲーム機でも、人気のコレクター商品などは、インターネットを通じて海外に知れわたりましたが、なかなか海外では入手困難なため、少ない商品＆販売ルートを通して市場価格が上がっていきます。
過去に価格差が生じた商品としては、アニメのフィギュアやゲーム機の他に、日本製のカメラやバッグなどがあります。下記の事例では、フィギュアをうまく販売された日本のセラー様をご紹介していますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
合わせて「成功事例：スタートアップ時の“敷居の低さ”と実績がeBayの魅力（大網株式会社）」もご覧ください。
eBay利用者には法人企業も多数存在
海外販売では、バイヤーの数が国内より圧倒的に多いというのが大きなメリットとなります。
例えばアメリカのeBayは英語で展開されていますが、英語は世界の公用語なので他の国からもアメリカのeBayに商品を買いに来ます。
さらにアメリカのeBayには、個人間取引だけでなく、商品を仕入れる法人の業者（バイヤー）も多数参入しています。
彼らはアメリカのeBayで商品を仕入れて、自国に販売というスタイルをとることもあるので、英語でeBayに出品するだけで販売対象者が世界中に拡大するのも海外販売の利点となっています。
上記のメリットはあくまで一例ですが、日本にしかない商品を欲しいと思っている海外のバイヤーは大勢います。まずは出品することでニーズがわかるので、まずは世界市場に向けて販売してみてはいかがでしょうか。
